今回はPC98のノスタルジア1907です。
全編セピア調グラフィックと独特な言い回しで大人びた印象のアドベンチャーです。
子供の頃は地味だと思って敬遠していたのですが、大人になってこの洒落た雰囲気に惹かれる様になりました。
実はメガCD版しか知らなかったのですが、先に中古のPC98版を見つけたのでこちらを購入。
ちょっと動作確認…と思ったらグイグイとのめり込み、最後まで遊んでしまいました。
主人公のヤマダカスケ君、金田一耕助みたいな格好ですが探偵ではありません。
濡れ衣を着せられたので疑いを晴らすために探偵みたいなことをするハメに…。
私の心情としては、女性だけをじっくり捜査してねっとり事情聴取したいっス。
客室乗務員のフィッツさん、ロッテのあのガムのCMダンスを踊ってよ。
階段に優雅に腰を掛けるシャネルさん、女優さんみたいで素敵です。
ただし喋るとアホの娘っぽいので、黙っている方が良いかと…。
高貴なお方、ティアノン姫さまに占って貰って「こんなん出ましたケド~」って言って貰いたい。
占い師の泉アツノさん、懐かしい…、嗚呼ノスタルジ~。
美人秘書のルーティさん、その腕組みポーズはおムネが強調されて良いですネ。
秘書って肩書きだけでもポイント高いんですが、実際に美人なのでベリーグゥです♥
この船で隣だった縁で仲良くなったイリュさん、何かと良くしてくれる。
ゲーム序盤でポーカー勝負して「裸にしてやる」と言ってましたが、まだ裸画像を見せて貰ってませんよ?
カスケェェェェェェーーー!?
ちょ、おま、何しとんねん!?
確かに私も女性像が艶めかしくて触れたくなる時はあるけれど必死に理性で抑え込んでいるのに、お前ときたら欲望に忠実なんだな…。
カスケェェェェェェーーー!!
ちょ、おま、何しとんねん!!
この前のシーンでイリュがシャワー浴びるって言ったから、てっきり彼女のシャワーシーンだと思っていたのに、ナンでお前が入っててイリュがそれ見てんねん!!
ストラヴィンスキーから話を聞きたいんだが、後ろで大股開きで座っているシャネルが気になる…。
前に女優みたいと言ったのは完全なる失言だったヨ。
手助けしてくれたイリュも容疑者なので、話を聞かなくっちゃ。
主人公の味方が実は…ってパターンもよくある展開だしね。
疑った後だけど、協力してくれるイリュさんです。
なんとなくジョジョ3部のポルナレフに見えることは口にしないでおこう…。( ˘ω˘ )
このゲーム最大の見せ場、爆弾解体シーンが2回あります。
1回目の担当チャーリー君、軽妙なセリフを吐いて恐怖を紛らわしつつ解体していて、手に汗握ります。
2回目の解体はカスケとイリュのコンビ。
こっちもイリュの昔話を聞きながら恐怖を紛らわす…、つーかコッチはセーブデータ消滅のリスクを背負ってるんだよっ!
爆弾解体に成功して、パーティが始まった。
一番右の女性が美人なんだけど、単なるモブさんかぁー…。
ストーリー構成がまるで映画の様でした。
爆弾解体でドキドキハラハラさせられて、一気に感情移入しちゃったし。
ゲームクリア後も、もう少し余韻に浸っていたいと思わせる傑作ですね。