今回はPC88の照魔鏡の伝説です。
和風テイストなコマンド入力式アドベンチャーです。
オリジナルは中世ヨーロッパが舞台のappleⅡ版ゲーム『The Coveted Mirror』で、移植に当たって日本の室町時代設定になったとか。
しっかりヒントが多いので謎解きは難しくないんだけれど、時間制限と言うかコマンド回数制限がキツかったです。
何度もゲームオーバーになりながら、自分の行動を毎回記録して、効率の良い行動順を考えながら挑戦するゲームですね。
この敵の親玉・源塵斎に捕まって牢屋からスタートになります。
牢の見回りが戻って来るまでの間だけ探索するため、コマンド回数制限になるんですよ。
源塵斎の居城の外観、やっぱり日本式のお城って良いですね~。
ここは羽州の百合郷と言う架空の場所ですが、おそらく秋田県の由利郡がモデルでしょうね。
まるで預言者のように的確なヒントを書き残してくれた姫の元女中さんに会えた!
しかし市女笠姿で殿上眉だと、室町時代より平安時代をイメージしちゃう。
おおぅ、婆さん巫女がいる…。
最近のゲームや漫画の影響で巫女=若くて美人のイメージで固まっていたので、なんか新鮮…。
茶屋で働く女の子、すっげー喋る喋る。
ヨーロッパ行きたいだのグアム行きたいだの…、絶対に現代人だろアナタ。
雀のお宿、てっきりお遊びでゲームの進行に関係無いと思ったら…。
このゲームもやれやれ系主人公でしたか、時代を先取りしていたんですね。
当時のアドベンチャーのお約束・3D迷路…では無くて、普通の迷路。
どっちにしろマッピングするケドね~、やっと鏡の欠片をゲットです!
摩訶不思議、ここで赤ちゃんのアレを頂きます。
ヒントもあるし、画面切り替え時に取れる物は後から書き足されるのでバレバレですケドね。(^^;
鏡の欠片2つ目をゲット、しっかり画面右の鏡にハメ込みましたよ。
今更ですが、画面右の鏡の左右にいる竜を見ると初代『三國志』を思い出しません?
鏡の欠片3つ目は絵の中にあった…って、この時代に抽象画は無いだろ!
それにしても2つ目と3つ目、ステンドグラスと抽象画は似た傾向なのでネタが無かったのかな~。
ネコが可愛いかったので魚をあげました。
他にも犬や猪、カモシカなんかも出ますよー♪
遂に鏡の欠片5つ全てを集めました!
しかし星型や三日月型の鏡も、それはそれで欲しい気がします。
エンディングでは登場人物たちが一言づつ褒めてくれるが…、犬も褒めてくれているのか?
…最後のコマンド入力がエンディング中でも表示されっ放しなのはバグでしょうか?
そう言えば源塵斎とはオープニングでしか会ってませんね。
てっきり鏡を完成させたら最終決戦みたいなモンがあるのかと思っていました。
牢の見回りに賄賂を渡すことに気付くのが遅く、何度もゲームオーバーになっていました。
それでも最後まで攻略サイト等でカンニングせず、自力で行けたので自信が付きました。
古き良きAVGって、この達成感がたまりませんネ♥
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