アーケードからアレンジ移植されたベルトスクロールアクションです。
88年の大河ドラマが武田信玄だったので生まれたゲームなんでしょうね。
ベルトスクロール好き&戦国時代好きな私にゃストライクなゲーム…と思ったのですが、アーケード版は好きになれなかったです。
このPCエンジン版はアレンジのおかげで、ツッコミ入れながらも遊べます。
それではゲームスタート、信玄一人で敵軍に突っ込むゾ!
太刀や鎖釜のザコ敵ですらガードして来るので、爽快感はあまり無いねぇ。
槍持ちのザコ敵もいるけれど、こいつもやっぱりガードします。
某ラノベよりもキンキンキンキンが似合うゲームですな。
経験値が溜まったので風の技・ジャンプ斬りを習得。
これ以降はジャンプする度に勝手に発動するんだよねぇ、つい攻撃ボタンも押しちゃうけれど。
1面のボスは諏訪頼重、すごく・・・大きいです・・・。
まぁ頼重に限らず各面のボスはこのサイズなので、まるで信玄が小男みたいですね。
このゲームのヒロイン・湖衣姫は面クリア時に嬉しいと言ってくれる。
でもね、1面クリアしたってことは貴女の実父を倒して来たワケだが、それでも嬉しいの?
面クリしても体力回復しないので、湖衣姫が手配してくれた商人からアイテムを買って回復させます。
ぼったくり価格な食糧に対して、出血価格な鍛冶ですねぇ。
2面からは鉄砲兵も出て来て、相変わらず信玄の太刀を鉄砲でガードします。
1面が1542年の諏訪攻撃が舞台なので鉄砲が出なかったのですね、2面は1548年の塩尻峠が舞台です。
2面ボスは小笠原長時、まぁ塩尻峠の戦いなので当たり前ですな。
小笠原長時は弓の名手と伝わっているけれど、このゲームでは鎖鎌使いですか。
3面は1550年の砥石崩れが舞台…って、これは信玄の負け戦じゃないですか。
諏訪頼重のソックリさんが途中で出るんだけど、成仏して無かったんですか~?
小笠原長時のソックリさんまで出るけれど、同年に居城・林城を落とされた御本人が居候していたのだったりして。
大抵のゲームでは、過去のボス達が出るのは最終面ってお約束なんだけどね。
3面ボス・大砲を連射する村上義清さん。
背負って構える兵器のため、「汚物は消毒だ~!!」と言って火炎放射しそうな勢いですな。
4面は1561年の川中島の戦い、ついにベルトスクロール名物の穴が出ます。
穴の前で待っていると敵が勝手に落ちます、これが本当の落ち武者ですね。
やっぱり村上義清のソックリさんも出ます…つーか、村上さんは上杉家臣として川中島に参戦しているので御本人でしょうね。
でもボス時代の青鎧よりも、ザコになった赤鎧の方がカッコいいですよ!
4面ボスはモチロン上杉さん、あぁ^~謙信がぴょんぴょんするんじゃぁ^~。
1度倒しても「本物は俺じゃぁぁい!」と言って出て来る謙信と再戦です。
なかなか厳しいですが、これでもアーケード版よりは良いんです。(^^;
ベルトスクロールの基本通り、囲まれないように1体づつチマチマ倒しましょ。
内容的には…なんですが、やっぱり手放せないんだよな~。