アーケードからアレンジ移植されたアクションゲームですが、もう全く別物です。
ホラーをコミカルに描き、パロディを加えた子供向けの雰囲気になっています。
経験値を溜めるとライフの最大値が上がるので、難易度も低くなっています。
ファミコンによくある横スクアクションゲームになりましたが、逆に言えばとても遊びやすくなりましたね。
1面前半・墓場のボスはダンシングドラキュラ&ゾンビ軍団。
思いっきりマイケル・ジャクソンの「スリラー」のパロディですな。
1面後半・墓場の家のボスはカチュア&ポルターガイスト。
幼女のような人形・カチュアの首がグリンと回るのは「エクソシスト」のパロディですか。
2面前半・小屋の中のボスはチキン・イン・ザ・キッチン。
実は空飛ぶナイフの方がボス本体なので、アーケード版1面のポルターガイスト戦のオマージュと言えるのかな。
2面後半・下水道のボスはビッグマウス、ボスよりも強風がやっかいです。
このボスは1撃で倒せるから楽勝だぜ~☆と、大口を叩いてみたい。
3面序盤・研究室のボスはタラリアン、『ドルアーガの塔』のカイから飛び出して来ます。
映画「エイリアン」の腹を食い破って飛び出るパロディだけど、このドット絵だと胸が膨らんでいるように見える。
3面中盤・教会のボスはビッグシープ。
邪教の司祭がコウモリを召喚したり、自身がビッグシープに変身して攻撃して来ます。
3面終盤・研究所のボスは人面ハエ、映画「ザ・フライ」のパロディですな。
怖くないのは良いけれど、なかなかムカつく顔をしてやがる。
3面クリア直前に、隠しステージ・日本へGo!
お城に侵入して、一番奥のお姫様へ会いに行くゾ。
『妖怪道中記』の乙姫様っぽいけれどエロスが足りない…、テストモードで脱がすかな。(〃▽〃)
ここで放屁もできるけれど、我慢しましたw
4面・湖のほとりのボスはバーニン、映画「バーニング」の殺人鬼クロプシーのパロディだって。
これまでの映画は見たことなくても知っていたけれど、この「バーニング」は知らなかったヨ。
5面・ダイヤモンドキャンプ場のボスはオオカミマン。
wikiで見たら、この狼男の悪霊に支配された少年は『妖怪道中記』のたろすけらしいです。
6面はボスが居なくて、7面から再び隠しステージ・エジプトに行きます。
青空をバックにピラミッドがあると、どうしても『マイティボンジャック』を思い出しちゃうボク。
ピラミッドの奥でも『妖怪道中記』みたいな演出が。
色合いがピンクに変わるしシルエット表示になったりして、艶めかしい雰囲気がアップしていて良いですねぇ~♥
ラスボスのカボチャ大王、強くないけれど耐久力があるねぇ。
そう言えば『サラダの国のトマト姫』のラスボスもカボチャ大王でしたね。
アーケード版と全く違うけれど、これはこれで面白くて好きです。
でも2つの隠しステージをクリアすることで、実はアーケード版の前日譚だったってコトにするのはムリがあると思うなぁ~。
やっぱり別モノとして楽しみましょ。