今回はPC98の魂の門です。
14世紀にダンテによって世に出された神曲を題材にした、アクションアドベンチャーゲームです。
ゲームの題材としては非常に渋く、さすがはシブサワ・コウのコーエー作品ですな。
『信長の野望』や『三國志』シリーズでコーエーのファンになっていたので、自分の興味の無いこういった題材のゲームも買い集めていた時機があったのですよ。
最近このゲームの攻略サイトを見つけたので覗いて見たら、アイテムコンプしてるじゃないですか!
前に自力クリアした時はアイテム覧に空きがあったので、気になっていたのですよ。
こいつぁ久々に地獄巡りに行かねば!
全10ステージの地獄はサイドビューで、敵との戦闘やジャンプアクションもあるけれど基本はアドベンチャーだと思っています。
会話やアイテムを入手することで先に進めるので、行ったり来たりしますよ。
1面・地獄の入口からさっそく中ボス戦闘があります。
これまでのザコ・狼みたいな敵と違い、悪魔のような羽のある敵に溜め攻撃を当てるゾ。
2面からは地獄マップがあり、クリアした面には戻れます。
アドベンチャーですからね、先の面で得たアイテムを持って前の面に行くと情報やアイテムが貰えるってパターンが多々あります。
2面・辺獄にて冥界の裁判所法官ミノスの前で力を見せるための中ボス戦。
基本アドベンチャーだけど主要人物を載せるにしてもキリが無いので、アクションと割り切って各面のボス紹介になっちゃうなぁ。
3面・烈風地獄にて最初の祈りの光をゲットです。
地獄を出るために7つのドラゴンb…もとい、7つの祈りの光を集めることが目的です。
4面・貪食の沼のボス・スキュラ、倒さなくても面クリできるらしいです。
でも倒さないと道中のザコ敵が消えないので、鬱陶しいので倒しちゃいましょ。
5面・貪欲の岩山では、倒せない位置から地下神プルートが攻撃して来る。
でもこのゲームってアイテムを得ることで戦わなくて済む敵が多いよね。
6面・スティージュの沼で出る不和の娘・アテは無視して進みましょ。
ところで気付いていましたか、祈りの光を得る度にゲーム画面の枠の人物が光を持っているコトを。
7面・ディーテ城ではメーガス三姉妹…では無くメジュラ・アレット・テシフォーネの復讐の魔女たちと戦う。
絶対に勝てない上に時間が経つとメドゥーサを連れて来て石にされるので、さっさと天使を呼んで助けて貰いましょ。
同じく7面の最後で出る3体に分裂する敵、名前が分からないけれど見た目が好みです。
こいつもアイテムを使うと戦わずに終わっちゃうんですケドね。
8面・暴力の谷でも攻撃できない場所からケンタウロスが矢を撃って来る。
まぁ毎度おなじみ、ここでもやっぱり相手を黙らせるアイテムが有るんですが。
9面・マレボルジェにて不和の娘・アテと再会、今度は倒してアイテムを奪いますよ。
…争いを起こさせるアイテムを奪い取り更には使ってしまうなんて、かなり罪なことをしている気がしますが。
10面・コチト沼でヒュドラと対決。
中ボスと言えど小型サイズの敵ばかりだったので、この大きさは良いねぇ。
ラスボスは地獄の王ルチフェロ、3つの顔と6枚の翼があります。
しかしラスボス本体を攻撃するのじゃなくて、無造作に置かれた氷の塊を破壊って…イマイチ盛り上がりに欠けるねぇ。
アイテムコンプを成し遂げたので満足したけれど、攻略サイトを見ながらでも結構な時間がかかりました。
昔に自力で進めた時は、いったい何時間かけていたんだろう…。
おお、恐ろしいわぁ~。