今回はMSXのぶぁあでん・ぱにっくです。
雑誌MSX・FANに投稿されたパズルゲームです。
この時期はお歳暮や全国のサンタさんに荷物を届けるため、配達業の方は大忙しです。
そこで思い出したのが今作、落としてしまった荷物をトラックに入れるパズルです。
『フラッピー』に『倉庫番』のエッセンスを入れた感じのゲームですね。
可愛らしいキャラクタながら、パズルは難易度高し…つーか全面クリアしていなかった気がします。
それじゃあ35年ぶりに、エンディングを見てやろうじゃないか!
それでは1面スタートです、ブロック配置が1stになっていますね。
MSX1ながら多色刷りで綺麗なゲーム画面ですな。
赤い敵キャラは左右に移動していて、主人公の出す風船を割っちゃうし触れるとミスになるので倒しちゃいましょ。
『フラッピー』同様に水色の石を押して来て、上から潰すと消滅です。
荷物や石を押すことは出来ても持ち上げることは出来ないので、荷物には風船を付けて上に移動させます。
面にある全ての荷物をトラックに押し込むとクリア~♪
2面は押せる石が無いゾ…石は風船でも持ち上げられないからね。
それじゃあ赤い敵はどうするかと言うと、「お客様からお預かりした大切な荷物をワザと落として敵を潰す」ですっ!!
3面はこんな感じ、スタート直後にぼ~っとしていると敵に触れちゃうヨ。
このゲームは重力が働いているけれど、スタート時に浮いている石や荷物は触れるまで落ちて来ません。
3面までで基本的な情報が全て出揃ったので、後は気になる面紹介のコーナーです。
この手の投稿ゲームあるある、MSXデザインは8面です。
9面のYECは作者の高校のパソコンクラブ…だったかな?の略称だったと覚えています。
高校生でこんなゲーム作れるんだ!と驚いたので覚えていたんですね…、そうか、昔の私はこの面まではクリア出来ていたのか…。
10面はブロックの無い珍しいデザイン。
どの列から落とすか試行錯誤するのが楽しい面です。
13面は目覚まし時計デザイン、ちょっと可愛くないですか?
「めざましテレビ」のめざましくんや「アラレちゃん」のタイム君を思い出すんです。
17面はドーナツ、緑色なので抹茶ドーナツですか。
着色料で水色にしたチョコをかけたドーナツみたいですが、抹茶にチョコは苦手です。
だだっ広い空間の19面、最初に見た時は「こんな簡単な面で良いの!?」と思いました。
まぁそんな考えはすぐに吹き飛び、かなり悩んだんですけどねー。
20面はそのまんま20のデザインです。
パズルゲームを作る人は面を考えるだけで一苦労なのに、よくもまぁデザインの両立も出来るモンだ。
24面は10面に似た雰囲気で、ドコから手をつけるか悩みます。
今回は列じゃ無く1個1個独立しているので何倍も難しいんですけど~。
最終25面、これが解ければエンディングだー!
歯ごたえのある難易度の面を25面も考え出した作者に、ただただ脱帽です。
難しかった~。
でも毎日遅くまで配達を頑張っている人に比べたら、ぬくぬくとゲームしている私が「難しい」と投げ出されないと思ってやったよ。
…しかし暫くは純粋なパズルはやりたくないです。(^^;