江戸時代に生まれた小説が題材のRPGです。
格ゲーでお馴染みのSNKが出したドラクエっぽいRPG、気になって買ったは良いがなかなかヤル気になれずに放置していました。
しかし私もそろそろゲーム終活を考えるお年頃、積みゲーを崩すためにも手を付けることにしました。
原作を読んだことは無いけれど、要は「犬」の付く名字の8人でワルモノをやっつけに行くお話しでしょ?
それじゃあ初プレイ行くゾ~!
主人公は犬塚信乃、術が使えない脳筋でローレシアの王子タイプです。
最初に仲間になるのが犬飼現八、回復系の術が使えるのでムーンブルクの王女タイプですな。
町の建物内はグラフィックが出るのが良いですね、宿の女性はお目めパッチリ☆
宿代を3倍払うので、添い寝サービスをして貰えんかのう…。
フィールドマップ上の港や町の賭博場ではウホッなイケメンが登場。
海を渡るには代金を払って船に乗せて貰わねば…、ルーラ的な術を覚えるまで我慢です。
イベントでお菊さんが登場、なんかメッチャ可愛いんですけどー♥
ちなみに、私はしょっちゅう皿屋敷のお菊さんと四谷怪談のお岩さんを混同してしまいます。
次の仲間は犬川荘助、こちらはサマルトリアの王子タイプです。
つまり直接攻撃も術も中途半端で決め手に欠けるため、ボス戦ではアイテム係になるんですよね。
そう言えば戦闘画面を出していませんでしたね、やはりドラクエを意識した作りです。
敵にはてっきり山賊とか浪人みたいな人間もいるかと思ったら、100%妖怪でした。
最後の仲間は犬山道節、こちらも脳筋で信乃より強くなるのでメイン火力です。
八犬伝なのに4人目が最後の仲間っておかしいよねー、変だよねー。
つーわけで5人目の八犬士・犬田小文吾、仲間にならず独自に動くそうです。
結局スタンドプレイで最後には妖怪にやられて死んじゃうんですよねー。
7人目の八犬士・犬坂毛野は「行きましょう!」と言った直後に妖怪にやられて死亡…。
ゲームシステムとして4人パーティだから入れられ無いのは仕方ないにしても、瞬殺するのはどうかと思うよ。
かくたろうこと8人目の八犬士・犬村大角は出会う前に即身仏になってましたー。
しかし即身仏でも会えただけ良いよ、6人目の八犬士・犬江親兵衛なんて先に妖怪にやられて登場すらしないんだもん。
八犬士のうち4人死亡ですが、珠さえ8個揃えば伏姫としてはオッケーらしい。(^^;
それではラストダンジョンに行くぜい!
って、一番好きなザコ敵・海人魚ちゃんの紹介を忘れていたので、クリア直前から戻って来たヨ。
なんと言ってもおっぱいです、胸当てなど無しの潔さがイイッ!!
ラスダン・里見の城の最上階でラスボス・玉梓とご対面。
つーか玉梓さんサァ、このセンスの欠片も無い内装どうにかならなかったのかなぁ…。
インテリアのことを悪く言ったせいか、玉梓さん激おこな表情です。
ぶっちゃけ彼女はラスボスではありません、真のラスボスがこの後に控えていますよ。
ちょっとバランスが悪い気がしましたが、当時のRPGはどれもこんな感じでしたよね。
後はパーティに入らなかった4人の八犬士の扱いをどうにかして欲しかったなぁ。
仲間にならなくてもラスボス戦に駆け付けて、それまで無敵だった敵にダメージが入るようになる…なんて王道な展開でも良かったと思います。
色々と惜しいゲームでしたね。