今回はPC98のランペルールです。
ナポレオンになってヨーロッパ制覇を目指すシミュレーションゲームです。
今作の初体験は友人から借りたMSX2版でした。
大人になってPC98を手に入れ、片っ端から光栄作品を買い揃えていた時期に購入した物です。
しかしその時に遊んでから四半世紀…、パリオリンピック開催中の今に遊ばないと次があるか分かりません。
てコトで久しぶりにプレイします。
単なるイチ司令官であるシナリオ1からスタート、これから成りあがるゼ!
味方の都市ですら自由に動き回れないもどかしさは、当時の光栄SLGでは珍しいです。
自由に動けないので攻め込む敵地も自由に選べません、最初はどうしてもミラノに攻め込むことになります。
しかし最初の相手にしては強いよね~、チュートリアル的な優しさなどありゃしません。
3都市を攻め落として、やっと自由に動き回れる最高司令官に昇進です。
でも国の中心都市・パリに移動すると問答無用で追い出されるんですけどね。
最高司令官になっても顔グラは変わりません、まぁ今が一番イケメンなので良いですが。
外交の問題で攻め込む敵国が無いので休養したら舞踏会が発生、士気&忠誠度がオイシイです。
さらに3都市を攻め落として、ブリュメール18日のクーデターを起こし第一執政に就任。
これで好きに外交が出来るので、あと1都市で滅亡させられる国を前に足踏みしなくても良くなるゾ。
3の倍数月は外交も含めた国政のお時間です。
私は陳情が来たら100%叶えてあげます、バラスとは違うのだよバラスとは。
各地の司令官からの陳情には100%応えているけれど、妻からの陳情は…。
つーか浮気癖のある浪費家だもんなぁ~、早く後妻と交代してくれないかな~。
国政を担うようになってから船の増産を急ぎ、なんとかイベリア半島への進出を狙います。
しかしネルソン提督が強い~、なんだよ英国を攻めるんじゃなくオーストリアの飛び地になっているバルセロナを攻めるんだから邪魔すんなよ~。
そう言えば第一執政になって少し変わった顔グラをまだお見せしていませんでしたね。
ついに皇帝に即位、しかし顔グラが一気にオッサンになってしまって不満です。
しかしこれでナポレオンしか命令が出せなかったのが、これからは親族も操作できるので戦略に幅が出せますね。
ナポレオンの兄・ジョゼフにはイベリア半島のイギリス軍を相手にして貰います。
ぶっちゃけ兄弟たちは弱いので、強い将軍たちを付けてお飾りの司令官の役目ですな。
ブリテン諸島のイギリス軍はジョゼフィーヌの連れ子・ウジェーヌが担当です。
英国最後の都市となったダブリンにNPCが攻撃したいと言うので兵力削りを期待して許可したら…そのまま攻め滅ぼしちゃった!
大国ロシアへはナポレオンとすぐ下の弟・リュシアンが前線を担当、他の兄弟たちがその後方でサポートの総力戦となりました。
爆発的に兵力が増えて怖かったけれど、急な兵力増加は士気・訓練が激減だったので助かりました。
最後は仲良しのスペインに泣く泣く宣戦布告して攻撃です。
ヨーロッパ統一のためなんだ、滅ぼされてくれい。
面白かったですが、やはりプレイヤーがフランスしか選べないので毎度似た展開になるのが不満ですねぇ。
イギリスやプロイセンで、フランスを相手に戦っても面白いでしょう。
とりあえず、フランスで戦うオリンピアンにエールを送りつつ、今回は終わりたいと思います。