今回はPC98のクリスタルチェイサーです。
PC98の中古アドベンチャーを買い漁ってた時に、内容も知らずに買った一本。
名前とタイトル画面で、ロボット物のスペースオペラかと思いました。
…この絵柄だし、ウルフチーム作品だし、『あーくしゅ』の続編と言えば信じてしまいそう。
ほら、右側の主人公の男の子、ピクトに似てない?
このゲームのヒロイン、野苺14才ですの。
語尾に「ですの」を付けるけど、「デスノート」とは関係無いんですの。
敵の暗黒党の党主・鵺姫はクールな美人さん♥
一人称が「わらわ」の人で、美人じゃない人はちょっと思いつかないですね。
ある時は桃太郎子、またある時は8時半の女、果たしてその正体は!?
超絶・ウルトラ・スーパー・お嬢様、伊集院麗香サマ!
アヤシイ日本語のテンパイちゃん。
ノーテンキっぽい雰囲気だけど、ノーテンでテンパイってどっちやねん。
茶屋の美人姉妹、澄子と睦美。
せっかくのカワイ子ちゃんなのに、出番がココだけなのは寂しいなぁ。
こっちの茶店も美人姉妹、黒鳥・葛の葉。
ここで野苺が着替えに行くシーンがあるのに、なんで「覗く」コマンドが出ないんだ!?
名も無き可愛い女の子。
実は男の娘…いや、ヒゲで眼帯の渋いオッサンが変装している場合は何と言ったら良いんだ?
名も無きチョッピリぽっちゃりな女の子。
ローソクだけですか? ムチは無いの? って、ソレは別のADV『新竹取物語』だ(^^;
一応ゲームオーバー画面はあるけれど、この美人な語り手さんが時間を戻してくれて、その場面からやり直しになります。
単なる親切な作りだと思ったら、エンディングでこれが伏線だったと知り驚愕しました。
わーい、ホテルだ、ホテルだ、男の子と女の子がケバケバしいホテルに入るゾー♪
従業員さんはバニーガールだし、やっぱりソッチ系のホテルだと思っちゃう。
ホテルのオーナーはパツキンの妖女さん♥
で、デカいな…(;゚д゚)ゴクリ…
妖女さんと歌で勝負することになり、5×5×5で125通りの歌詞から選択。
野苺のぽわ~ん☆としたイメージから選んだこの歌詞、0点でした!
そんなこんなで最終決戦、プリンセス・ミルメークと野苺の力で勝利!
あれ? 歌合戦も野苺、最終決戦も野苺って…主人公の影が薄いなー。
詰まるところも無く、サクサクと物語を読む感じのADVです。
絵柄で敬遠する人もいるかも知れませんが、話はドラゴ◯ボールGTみたいで面白いので遊んでみてね。