チラ裏げーむ録

遊んだレトロゲームを記録しておくチラシの裏っぽいブログです。攻略情報や裏技なんかは無いけれど、ネタバレはあるので注意【更新日が5の倍数日になりました】

Sonic

今回はMSXソニックです。

雑誌MSX・FANに掲載された読者投稿のアクションゲームです。

セガの大ヒットゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が世に出る前、ゲーム界でソニックと言えば今作だったんです!!

…ごめんなさい、盛大に嘘をつきました。

でも雑誌読者で今作を打ち込んだ人なら、青いハリネズミを知った時に思い出したのでは?

今作はMSX・BASICのゲームによくある操作性で、音速よりも正確な操作を求められます。

それでは1面からスタート、左の白いキャラクター・ソニックを制限時間内に右の隙間まで到達させるとゴールです。

左へ直進する敵のデジタル・ケーキや壁に当たるとミス、溶岩の穴に落ちてもミスなので上手くジャンプしましょ。

3面はジャンプでギリギリ届かない溶岩の穴、ここで初登場するのがイエローカプセルです。

取るともう1度ジャンプするので、2段ジャンプで溶岩地帯を飛び越せますね。

4面では地面に赤い箇所が初登場、溶岩とも違うようだが…?

実はこれクラッカーと呼ばれる罠で、ソニックが通過しようとすると作動します。

クラッカーの上を通過しようとしたところ、いきなり電磁波が発射される!

ジャンプの最高到達点でないと当たってしまうので、慣れないとここでミスを連発します。

6面のイエローカプセルは罠です、取ると2段ジャンプで天井の壁にぶつかるので、取らずに溶岩を飛び越えましょ。

イエローカプセルを取ると点数が入るので、ついつい取りたくなる心理を突いた罠ですねぇ。

9面のイエローカプセルは取っても垂直ジャンプなら天上にぶつかりません。

でも6面より低い天上の場所は通常ジャンプでもアウトなので、タイミングを見計らって通り過ぎなきゃ。

ラストの10面、申し遅れましたが敵のデジタル・ケーキにイエローカプセルを取られてもミスになります。

ここはスタート直後にイエローカプセルを取らないとスグに敵に取られるので、ぼやぼやしていられません。

1面の頃はデジタル・ケーキの直進スピードもゆっくりだったのに、面を重ねる度に速くなるので難しい。

何度も練習したのですが、最終面でゲームオーバーです。

コンティニューして10面から再開、それでも更に2回ゲームオーバーを喰らいました。

通算17回目のトライでやっとクリアしたぜ、コンチクショー!

10面をクリアしてもエンディングはありません、しれっと1面に戻ります。

それじゃあワザとミスしてタイトル画面に戻りますかな。

タイトル画面でカーソルキーを押すとアラ不思議、タイトルロゴの色が変わりましたヨ。

この状態でスタートすると隠し面が遊べちゃうんです。

隠しは裏面とでも言いましょうか、溶岩の色が変わっているので一目瞭然ですな。

裏は1面からクラッカーが登場しますが、表の10面までクリアできるなら問題ないっすね。

裏の4面でもう、敵がイエローカプセルを狙っている面になります。

それでも表の10面ほど敵が速くなっていないのが救いでしょうか。

裏は全8面で、こちらがその最終面となります。

2段ジャンプでクラッカーを飛び越え、右の壁には激突しないよう、繊細な操作を要求されます。

裏面も全面クリアで裏の1面に戻されるので、これにて終了とします。

投稿プログラムながら、隠し要素の裏面も仕込んであって楽しませてくれました。

全18面にせず、こうしたワクワクする要素にしたアイディアに感心です。