今回はPC88のプラジェーターです。
紆余曲折を経て発売されたロボット格闘ゲームです。
当初の予定は「プラレス3四郎」みたいなゲームを目指してAVGパートありーの、RPGパートありーの、ACTパートありーの…な壮大な構想だったようです。
2年遅れで発売されたら格闘ゲーム、…格闘ゲームと言ってもガードも無い子供のケンカの様な殴り合いです。
これがヴァーチャル空間で戦う主人公機のプラジェーターです。
やはり「プラレス3四郎」の柔王丸か、ロム兄さんに似ている気が…。
そしてこちらが主人公、白い歯が光るナイスガイ…と思ったが、常に口を半開きにしていてアホっぽい。
服装が「パトレイバー」に似ているんだけど、せめて色だけでも変えると言う考えは無かったのかねぇ。
オペレーターの水咲さん、特に戦闘中に指示や注意を出してくれるワケじゃ無い。
戦闘前に敵のデータや特徴を伝えてくれるワケでも無い、面スタート時に状況説明するだけの存在です。
さっそく初戦闘、相手はロリコンを嫌悪するバックベ…もといダッカー。
最初の敵なのに絶対当たる全画面攻撃と言う反則級の技を使って来るって…。(^^;
ガード無いし、飛び道具無いし、足が遅いので、運が悪いと初戦から手も足も出ずに負けます。
そう言えば格闘ゲームでプレイヤーキャラが右側って珍しくないですか?
各面3体の敵と戦うんだけれど、3体目は警告音が鳴って出るのでボス扱いでしょうか。
1面のボスはJ.B…ジェームズ・ブラウンか、はたまた先日プレイしたAVGから出張して来たハロルド刑事か。
面クリア毎にポイントを消費してプラジェーターを強化できるのは、当初の案にあったRPGパートのなごりかな?
自分好みのカスタマイズができるかと思いきや、最終面まで進むと丁度すべてがマックスになるので意味無し…雰囲気だけお楽しみ下さい。
2面ボスはCHAMAN…チャマンと読むのかな? チャマーン! こん平でーす!
こいつのフォルムは『ベアナックルⅡ』の3面ボス・ザムザを彷彿とさせますな。
3面ボスはZEPHYR、何と読むかは諦めた!
3面は1体目のニンジャがカッコ良く、そして強い…そいつと比べたらコイツなんてザコっすよ!
4面ボスはFAZZ、アナハイム社が作ったモビルスーツなんですかねぇ…?
このゲームで一番苦戦したのがコイツ、こっちの戦法はゴリ押ししかないのに、こいつも剣で攻撃あるのみのゴリ押しして来るんだモン。
5面ボスはWYSEMAN、登場と同時に先制キックしやがって汚いゾ!
ボクサーがリングでトントンと跳躍する感じの動きはカッコイイけれど、パンチじゃなくてキックが来ます。
6面で1体倒すと黒幕が出て来て勝手にベラベラと喋ってくれる。
これまでの戦闘データを元に最強兵器を作ったので見せびらかしたいそうな。
それがこのウォーキー…って、あれ? さっき見せてくれたデザインはケンタウロス型だったのに違くね?
まぁ左端から移動しないので、前足を振り降ろすか飛び道具しかしない拍子抜けなラスボスです。
特に役にたたなかった水先案内人…じゃない水咲さんから簡単すぎる労いのお言葉。
右目はどうしたのかな? 目玉おやじになっているのかな?
格闘ゲームと言ってもヤルことは近付いてゴリ押し、ダメだったらコンティニューの繰り返しでした。
正直なところ2面途中で飽きて、ず~~~~~~っと作業していた気分です。(^^;
ああ、ちかれた。