今回はPC88のトランシルバニアです。
ホラー調のコマンド入力式アドベンチャーゲームです。
超ビビリな私はこの手のゲームは買わないのですが、譲り受けたので恐るおそるプレイしてみたら面白かったのです。
難易度が低いと言うか、難しい単語は使わないしヒントもあるので気付きやすいんですよね。
そして何より、あんまり怖くないのが私にとって一番良い！
それじゃあお姫様を助けに行くゾ。
森の中に無造作に落ちているノート、もしかしてデスノートなんじゃあ…？
読んでみたら「夜明けにサブリナ姫が死ぬ」なんて書いてあるから、デスノートって指摘はあながち間違っていないかも。
墓石を動かさねばならない謎が一番最初に登場したゲームは何でしょうね？
実際には罰当りなんで絶対にしないけど、色んなゲームで墓石を押させるよね。
スタート地点の切り株、アイテムを手に入れて戻って来てやっと字が読めました。
「ここを叩け」…フムフム、つまりこの切り株はＭなんですね。
ノートに「夜明けで姫が死ぬ」と書いてあったけれど、これでタイムリミットが５時と判明しました。
このゲームはコマンド入力70回で１時間が経過するので、５時までの350回でクリアしないといけません。
えっ…ハエ取り紙…、なんか世界観と言うか雰囲気にそぐわない物が出て来たゾ。
まぁ単純にハエを捕まえるアイテムですが、もし難易度の高いＡＶＧに出てきたらトンデモない使われ方をしそうです。
ファンタジー系のゲームだと、お姫様ってよくカエルに変身させられていますよね。
初プレイ時には思い込んでしまって、呪いを解くのにやっきになっていました。
ニャーンと普通の鳴き声を出すのでリラックスしていると思いきや、怒っている黒猫ちゃん。
ここのアイテムを守る番犬ならぬ番ネコですな。
棺おけ開けたら腐った死体、黒目があるので顔色の悪い人に見えますねぇ。
なかなかホラー臭がしてきましたが、このグラフィックに助けられております。
ゴブリンだとホラーと言うよりファンタジーという気がして怖くないなぁ。
それを言ったら、ファンタジー系ＲＰＧではゾンビやらスケルトンやらホラー系の敵が良く出ているので慣れているケドね。
序盤の難関、追いかけて来るオオカミ男！
同じ手順で進めても出会う場所が違うので、ランダムで移動しているんでしょうか。
題名からして登場は約束されていましたね、吸血鬼！
妙にカラフルな場所で出てしまった上に、変に明るい衣装を着ているので怖く無いなぁ。
うおっ、クリスタルがミラーボールのように光を巻き散らしている。
ちなみにクリスタルと水晶は違うモノらしい…、ずっと英語と日本語の違いだけだと思っていました。
ハエ取り紙よりも世界観に合わないモノが出て来ました、宇宙船って！！
ホラーにＳＦを混ぜるとは、意外でしたな。
やっとのことでサブリナ姫を発見、さぁ脱出しましょ。
ぶっちゃけ可愛く無いですが、このグラの質では頑張った方ですね。
以前にクリア済みなのでスイスイと進みましたが、ランダム要素があるので前と同じルートにならないのが面白いです。
このゲーム、ランダムが上手くハマった上に完璧なルートだと１時間・70コマンドで解けるのかな？
タイムアタックしても面白いかも知れませんね。
