今回はMSX2の魔導師ラルバです。
ギャグ調で展開の早いコマンド選択式アドベンチャーゲームです。
元は『Disc Station』の1・2・4号に収録されていた物で、今作は新たにもう1章を追加した総集編です。
ちなみにオマケで『妖魔降臨』の遊べるバージョンも付いているけれど、前に製品版を取り上げているので今回は遊びませんよ。
各章の始まりは、地図に赤い線が引かれて行きます。
『ゴールデンアックス』っぽいと思うのは私だけ?
始まるといきなり鎖に繋がれた女の子と遭遇です。
この子は何度でもおさわりOK、なんなら羽を使ってこうサワサワ~っと♥
1章で戦うことになるハーゲンダック、光の剣を持っています。
負けてから主人公に惚れ込み、勝手に弟子となって付いて来ます。
1章のボス、その名も魔導師ラルバ…いきなり最終決戦!?
タイトル画面とビジュアルが違うけれど、章によってデザインが少し違うんだよね。
柿を欲しがるおサルさんに、柿の種をあげました。
さるカニ合戦の逆バージョンだ~☆
2章のボス・リザードマンは兄弟なので2回戦います。
登場キャラはパロったりギャグな名前が多いけれど、敵の名前は普通なんだよね。
双子のカンガルー・レットとルーを当てるミニゲームが苦手だ~。
二分の一の確率を3回当てないといけないので、8回トライすれば1回は当たるだろう…。
ネズミのバン・チュータから熱血を教わったゾ!
しかし当時でも若い人は「巨人の星」を知らない人はいたと思うし、今なら更にわからないだろうね。
3章のボス・サイクロプス、やっぱり普通の名前です。
こいつとの戦闘が、このゲームで一番面白いと思うな~。
4章ではぼーっとすると言う特殊コマンドがあります。
3章は熱血する、2章は踊る、1章は羽を使う、どれも笑わせつつ意味があるんだよなぁ。
4章の敵・アウルベア、後に『魔導物語』シリーズや『ぷよぷよ』シリーズにも登場します。
…そんなに優遇されるキャラとも思えないんだけど、何がスタッフ受け良かったんだろう?
ラスボスはもちろん魔導師ラルバ、彼が出るとギャグが無くなってシリアスになっちゃう。
カラーリングのせいか、『夢幻戦士ヴァリス』のラスボス・ログレスを思い出すビジュアルです。
対する主人公・サイバーキャットもここでは超シリアス。
実は顔のアップが最終戦まで出ていなかったよね。
お供のハーゲンダックも最終戦では頑張るぞい!
…シリアスが続く最終戦の箸休めと言うか、ギャグ担当として。
1時間程度で終わるけれど、目まぐるしく進むストーリーで飽きさせません。
元々リレー形式で連載されたゲームなので、無駄をトコトン削っていたからでしょうね。
おかげで間延びせず、スッキリ遊べて良いですね。
そしてこのノリ、私は大好きだ~~~!!