チラ裏げーむ録

遊んだレトロゲームを記録しておくチラシの裏っぽいブログです。攻略情報や裏技なんかは無いけれど、ネタバレはあるので注意【更新日が5の倍数日になりました】

夢幻の如く

今回はスーファミの夢幻の如くです。

本能寺の変で死ななかった織田信長の漫画が原作のRPGです。
戦国時代好きな私は当然この漫画も好きで全巻所持しています。
でもこのゲームは金欠学生時代に、クリア後に売り払ってしまっていました。
先日ようやく買い戻したので、久しぶりにプレイしましょ。

まずは本能寺の変の黒幕、宣教師のカブラルとご対面。
原作漫画と違ってこのゲームではカブラルや魔との闘いが物語の軸となります。

ストーリーは章仕立てになっていて、1章のボスは山田長政ならぬ山賊の頭・山田長康。
武将の蘭丸や小六は分かるけれど、修験者のマユサキやらボスの山田某やら原作に無いキャラが多数登場します。

このゲーム、『伝説のオウガバトル』みたいな合戦シーンがあることをすっかり忘れていました。
敵の軍勢を蹴散らして総大将まで到達すると、普段の戦闘シーンに切り替わります。

賤ヶ岳の合戦なので敵総大将は佐久間盛政、対するこちらは7本槍の3名を引き連れて来ました。
7本槍で仲間に出来るのはこの3名だけで、あとは加藤嘉明が出るだけ…。

2章のボスは柴田勝家、秀吉と官兵衛は強制加入するので直接対決になります。
むぅ、ここは蘭丸では無く宝蔵院胤栄を連れて来るべきだったか…登場人物紹介の意味的に。

3章では原作には無い鬼退治なんかの話が出て来て、モロにゲームっぽい感じになりましたね。
お供も安倍晴明の末裔で陰陽師の安倍晴命やら出雲阿国やら、これぞ和風RPGって感じです。

3章ボスはこれまたオリジナルな宍粟の忍び・宍戸内全。
負けイベントなのでさっさと終わらせて4章に行きましょ。

4章では家康方として小牧長久手の戦いに参加、羽柴秀次森長可池田恒興と3回合戦です。
仲間の沙木は服部半蔵の妹…なぜ原作と名前が違うんだろう。

4章のボスは宿敵カブラル…の影、信長を嫌うあまりに宣教師なのに悪魔に魅入られちゃったのね。
今回のお供はオリジナルキャラの僧侶と忍者、そして実在の宣教師オルガンチノで伴天連対決だ。

5章は最終章、仇敵・明智光秀改め天海とも決着をつけるぞ。
逆に信長が仇敵みたいなモンの百地三太夫が仲間にいるから不思議。

今度こそカブラル本人との対決、天海&カブラルとは影だったり幻だったりと何度も対戦します。
仲間の雑賀孫市やロレンソは出て来たばかりで育てるのが億劫だったけれど、このタイミングでしか紹介できないので渋々使っています。

原作通り、秀吉・家康の上の存在・天地夢ノ助として諸将の前にお目見え。
これからは南蛮具足姿になります…今まで小汚いオッサンのグラだったからなぁ。

終盤で初の海戦が勃発、でもまぁヤることは陸戦と変わらないんですけどね。
つーか陸戦だと林の中で待機して~等の戦略があったけれど、海戦だと面白味に欠けますな。

ラスボスは魔、魔カブラルとの連戦のため信長はHP1しかも毒状態のピンチ!!
仲間が全員女性だけど実力で選んだらこうなっただけダヨ、決して女好きだからじゃあ無いヨ。

武将だらけの原作とは違うけれど、ゲーム化にあたりアレンジが必要なんでしょうね。
昔は「何だコレは」と思って手放したくらいですが、今では「コレもアリだ」と思います。
私の嗜好が変わったのか、それとも単に心が広くなったのか…?

 

夢幻の如く 第1巻

夢幻の如く 第1巻

Amazon