今回はPC98の源平合戦です。
光栄お得意の歴史を題材にしたシミュレーションゲームです。
しかし98版・Win版しか出ていないのでマイナーですね。
かく言う私も戦国時代は好きでも、それより前の時代にはあまり興味が無かったです。
でも中古屋でハンドブック付きで格安販売していたので買いました。
…買いましたが、まっっっっったく遊ぶ気が起きず仕舞っておりました。
そんな中、22年の大河ドラマが「鎌倉殿の13人」と知り、このゲームを思い出したワケです。
それじゃあ嬉し恥ずかしな初プレイ、いっちょやってみますか。
1180年10月から始まるシナリオ1の源義仲、初めてだから初級でスタートしましょ。
光栄のSLGを初プレイする時は、最初のシナリオで所領が1つの勢力を選びがちです。
良く知らないで選んだ源義仲さんですが、木曾義仲さんのことでしたか…それなら聞いたことあるねぇ。
さっそく源義経が兄・頼朝の元に駆けつける歴史イベントが起きました。
ハンドブックに書いてある通りの戦略で、最初に越後の城氏に攻め込みました。
源義仲は戦争だけは強いので、三国志の呂布みたいなイメージですな。
1月・7月の始めは論功行賞、官位や家宝を家臣に与えます。
『信長の野望 覇王伝』の論功行賞は億劫だったけれど、こちらは開催月が決まっているせいか煩わしさは感じないですね。
越後にいた源行家が高い教養を持っていたので、せっせと朝廷工作してやっと官位を貰った。
官位が無いと率いる兵数が少ないので、呂布でも戦争に勝てないんだもん。
官位を貰い動員兵数が増えたので、やっと平氏と本格的に戦えるゾ。
最初の一騎打ちで巴が格上の平盛嗣に勝った、これでこの戦場も楽になったぜ~。
木曾谷・越後・越中を手に入れたけど、西方は新宮の湯浅氏以外は平氏が侵略しちゃった。
甲斐の武田氏がよく平氏の侵攻を跳ね返してくれているので、こっちは上洛を目指そう。
美濃・平安京と落としたので朝日将軍イベントが起きて楽になる~と思ったのですが…起きませんでした。
更に俱利伽羅峠イベントを起こしたいのに、平氏は越前方面から一度も攻めて来てくれませんでした。
義仲軍と平氏の力関係が逆転した頃、頼朝クンがすり寄って来ました…手ぶらで。
「これは受け取っておこう」と義仲さんが言うのですが、いったいナニを受け取ったんだろう?
奥州の藤原氏が常陸の佐竹氏・下野の足利氏をスルーして上野の新田氏を攻め滅ぼし、更にウチにちょっかい出して来た。
平氏を滅ぼすまで東方には手を出さないつもりだったけど、こうなったら多方面侵攻に切り替えよう。
そんなワケで東方戦線、一騎打ちで10以上差のある義経に一騎打ちで勝っちまった!?
義経をわざと逃がしたけれど、敵はこれで一騎打ち2連負なので士気がダダ下がりで勝負にならないヨ。
平氏より先に滅亡することになった頼朝サン、これで義仲クンが名実共に源氏のナンバーワンだ!
しかし藤原氏がちょっかい出さなければもう少し生き永らえたので、頼朝は藤原氏を恨むんだろうな~。
頼朝に遅れること半年、平氏も滅亡です。
これでず~っと捕らえていた平盛嗣たちをやっと配下にできる~☆
結局、長年捕虜にしていた平氏のツワモノ達は一度も配下として戦場に出せませんでした…。
調べてみたら、源氏・平氏・藤原氏でエンディングが違うらしいです。
じゃあもう2回遊べるドン!
次こそは平氏のツワモノを使ってみたいし、義経の郎党も捨てがたいし、裏技で豪族もプレイヤーにできるみたいだし…とても2回じゃ済まない、もう13回は遊ぶ!
ナマクラ殿の13人にご期待ください。