今回はMSXのラスト受験生です。
雑誌MSX・FANに投稿されたパズルゲームです。
プログラムは短いけれど、多色刷りで画面は綺麗だしパズルはしっかりしている佳作です。
RUNすると♪ピンポーンが鳴って「はーい、どなたぁ?」と会話が始まります。
この間にキャラクタ等の準備をしていますね、ただ真っ暗で待たせない良いアイディアだと思います。
そして登場する主人公、なぜ最後の受験生なんだろう…?
ここでタイトルがバーン、単純なのにスッキリとしたセンスの良い画面です。
ググッたらこの年に映画「ラストエンペラー」が日本でも公開されていました、ソコからインスパイアされたのかな。
それでは1面からスタート、赤いクリスタルを全回収すると面クリアです。
…受験生がなぜクリスタル集めをしているのか、全く謎ですな。
2面では右から2番目のクリスタルを取る前に上のコンテナに乗ってしまうとクリア不可能になっちゃいますね。
じっくりと取る順番を考えててから行動しましょ。
3面、ハシゴの下にあるクリスタルを取っちゃうと、もうハシゴに乗れないですヨ。
1番左のクリスタルも先に上のクリスタルを取っちゃダメだし、順番が大事です。
あああああ、順番は分かっているのに操作ミスでハマってしまった。
残機が無いのでタイムオーバーや詰みはゲームオーバーです、コンティニューがあるので良かった~。
やり直して4面に来ました。
こうして見ると、敵はいないしスコアも無く主人公は毎回左下からスタートなど、工夫してプログラムを短くしているのが分かりますね。
5面はうっかりコンテナでクリスタルを消しちゃいそうです。
左のコンテナがカタカナの「ト」に見えるので、文字デザインの面でも遊んでみたかったなぁ。
全体的に難易度は低いんだけど、なぜか6面はかなり簡単。
空中制御が無いので、これが2面でも良かったんじゃない?
7面、わざとらしくコンテナが一つだけ…。
コレを使うんですよって答えを書いてあるようなモンじゃん☆
8面も、ココまで解いて来た人には何のヒネリも無い簡単な面ですね。
もっと難易度の高い面をプリーズ! (屮゜Д゜)屮 カモーン
前の面で簡単すぎるなどと調子こいていたら、1度ハマった9面。
最後に取るクリスタルはすぐ分かるけれど、最後から2番目を間違えちゃった。
10面も解き方は分かるけれど空中制御でミスするパターンですね。
落下中に左右に移動できるけれど、ついつい行き過ぎるコトが多いんです。
11面もまた簡単な面が来たなぁ。
パズル的な難易度はどの面も大差無いので、後は空中制御での難しさだけなんだもん。
最終の12面、やはり難易度は頭打ち状態なのでココまで来れた人には楽勝ですね。
何度も言いますが、難点は空中制御だけです。
ゲーム画面は『エルギーザの封印』っぽかったけれど、エンディング画面は『スペランカー』っぽいですね。
ところで、作者さんはリアル受験生だったんでしょうかね~。
33年前に受験生だから、現在のお歳は…。