今回はMSXのSTAR&MOONSです。
雑誌MSX・FANに掲載された読者投稿のパズルゲームです。
プログラムリストは短いながら、全12面収録でしっかりエンディングまであります。
私がMSXでゲームを作るとなると、ゴテゴテと見栄えに凝って無駄にリストを長くしたくせに完成させられないでいましたからねぇ。
この作者さんはシンプルでありながらスッキリまとめて完成させているので素晴らしい!
古いフロッピーをチェックしていて見かけ、懐かしくてついつい遊んじゃいましたヨ。
ルールは星を押して 回 のマスに入れると面クリアになります。
下の階に落として行くので、最初の面が12階なんですね。
月の箱を押すと月が飛び出し、星と同じで押すことができます。
ただし星も月も一度押すと何かに当たるまで滑って行き、フロアの上下左右には壁が無いので落ちたら消えるので頭を使います。
2面目となる11階、ここもまだまだ簡単です。
星のストッパーとして使用する月ですが、今回は逆に星が月のストッパーにすれば解けますね。
10階では月の箱を消す練習をしましょう。
押して月を出すと月の出現位置にあった物は潰されて消えます、これは最終面まで使うテクニックですヨ。
9階でも箱消しを使いますよ~。
ちなみに間違って星を消したり上下左右に落としてしまったりしてもゲームオーバーにはならないので、その場合はギブアップボタンですゾ。
8階は投稿プログラムにありがちなMSX・FAN面。
1画面パズルゲームでこうした意味のあるデザインの面は大好物なんです。
7階はアッチからもコッチからも月を動員してルートを作らねば。
そして今回も星を逆利用するパターンです。
6階はAKI、大量の月、そして主人公はウサギ(?)…。
もしかして中秋の名月でウサギの餅つきがモチーフの面なのかな。
終わりが近付く5階、ここで一旦詰まりました。
分かってしまえば簡単に思えるけれど、星をグルグル連れまわすのね~。
4階は卑猥なマークに見えなくもないデザイン…。(〃▽〃)
タイルパターンがモザイクっぽい感じがするので、余計にえっちく思えちゃう。
3階、ここが2度目の悩みまくりポイントでした。
8階は覚えていたのですが他の階は全く覚えていませんでした、果たして当時の私はクリアできていたのだろうか…。
ラスト直前の2階、最初にウサギを出そうとしていると星のためのルートも見えて来るので簡単ですな。
私としては逆に月の箱が少ない7・5・3階の方が難しいと思うんです。
最後の1階、ここも月の箱が多いので考えやすくて良いワ~。
今になってこの面、座り込んだ猫に見えて来たんですが…見えません?
一度も星を押すことなくルートが完成です。
後は右に一回、下に一回押すとオールクリアだぜ!!
救ってくれてありがとうのメッセージを貰い、上空へ昇る星に別れを告げるエンディングです。
ホント、短いながら良く出来たゲームですわ。
パズルの難易度も程よく、文句の付け所がありません。
作者のセンスに脱帽です。