映画とは関係無くなったシリーズ2作目となるアクションゲームです。
まぁ1作目も映画から名前を借りる程度だったので、あまり気にしませんけどね。
麻薬シンジケートを追う捜査官となったトーマスが主人公なので、どちらかと言うとジャッキー主演映画「ポリス・ストーリー」を題材にした感じでしょうか。
ちなみに、『スパルタンX』の後継作と言えるゲームに『ビジランテ』があります。
それではゲームスタート、各面の始まりは通信機で軽快なお喋りをするのがお決まりです。
ジョニー・トーマスの相棒とも言うべき美人なトレイシーと、映画のような会話~。
1面「炎の追跡」は走る電車の上からスタート。
このシリーズの代名詞的ザコ敵・つかみ男を電車から振り落としつつ進み、ナイフ男と対峙。
後半は車内を進み、炎を吐くボスのフレイミー・ジョーと対決!
面タイトルの「炎の追跡」って主人公のことでは無くて、「炎(を吐くボス)の追跡」って意味だったりして。
2面「闇の埠頭」、ターザンのように「あ~あ・あ~~~」して来るザコが登場。
他にもダンボールを投げて来るザコや銃撃して来るザコが出て来ます。
2面ボスはチン・ゲンサイ、深夜ラジオのリスナーみたいなネーミングセンスですな。
ボスの出す輪っかは「ドラゴンボール」で言うところのギランのグルグルガム攻撃です。
3面「白い航路」は船上が戦場、ロケットを撃つザコも出るが…それは自分も船の上に居るってコトを失念していないか?
他にはスケボーみたいな台車に乗って特攻して来るザコも出て来ます。
ボスのビリー・ベイリーは荷箱を投げつける攻撃をします。
2面でザコもダンボール投げ攻撃をして来たし、しかもその時は足場がベルトコンベアだったので…こっちの面ボスの方がインパクトに欠けますなァ。
4面「サーカス」は飛んでいる輸送機の上からのスタート。
風圧で後ろにツツーと流される場所で戦うなんて危な過ぎ、良い子は決して真似しちゃダメだヨ。
4面後半はサーカス団の輸送機の中、レオタードのお姉さんたちがザコとして襲って来るので嬉しい♥
ボスはミスター・ベンジャミン、操っているゴリラそしてムチを使う本人で2連戦になります。
5面「白き砦」はシーソン島にある敵の本拠地が舞台、プールもある豪華な屋敷なんですね。
水遁の術を使う忍者が飛び出て来たり、シャンデリアが落ちて来たり、扉を押さえる(?)ザコが出たり…。
ボスはナイフ投げの女、マーダー・リン。
ナイフ持ちの男はザコでも出たけれどコッチは上下に投げ分け、さらに女性ってだけでポイント高いゾ。
今まで男なんで紹介する気になれませんでしたが、実は各面でボスを倒すとこうして顔グラが出ておりました。
5面ボスと闘っている時はイマイチな見た目と難儀する強さでコンニャロと思いますが、こうしてお顔を見ると中々良いじゃな~い。
6面「過去の精算」の前半はトロッコに乗っての強制スクロール、イヤらしいギミックが出て来ます。
後半は水中ステージ、動きが遅くなっちゃいます。
ボスはシーソン、ラスボスだけあって攻撃力が高いです。
でも割とコチラの攻撃に当たりに来てくれるパターンが多いので、私は5面ボスの方が強いと感じるんですよ。
ブサいトレイシーを拝めるエンディングです。
短い間隔でバラエティに富んだステージが次々と出て来るので、飽きさせずテンポの良い展開が楽しめるゲームですね。
本当にこんな映画があったのかもと思わせるストーリーも良いです。
どうして1作目ほどメジャーになれなかったんですかねぇ。