今回はファミコンのシャーロック・ホームズです。
名探偵シャーロック・ホームズを題材にしたアクション・アドベンチャーゲームです。
え~、ホームズと名前が付いていたら、誰だって本格的なアドベンチャーゲームだと思うじゃないですか。
私だってそうです。
内容を良く調べもせずに買いましたよ。
そしてプレイして5分…後悔しました。
そう言えばホームズのファミコンゲームで地雷があると頭の片隅に情報が残ってたっけ…。
以来ウン十年と電源すら入れないでいましたが、ニコニコで解説動画を見かけたのでクリアを目指すことにします。
お手本にすると言うより、まる写しプレイですが。(^^;
ゲームスタートするとロンドンの街中に放り出されたホームズ。
この街中を歩いている人は全員が敵、触れるとダメージなので蹴散らして金を巻き上げます。
街ではトップビューでしたが公園や屋敷・下水道はサイドビューのジャンプアクション、ここでの登場人物も全員敵です。
怪しい場所でアイテム・虫眼鏡を使って情報収集…こんなの分かるかー!!
ホームズと言えば相棒にワトソン、医者なので体力をタダで回復してくれる有難い存在です。
ただしロンドンでしか会えないので、他の都市にも付いて来てくれよぅ。
犯罪組織パパイヤ団の幹部が各都市にいるので倒しましょ。
この幹部は「探偵物語」の松田優作っぽいと思ったけれど、帽子のせいかな?
サイドビューで倒した敵は金では無くメッセージを残します。
ほとんどのメッセージが意味の無いものだけど、さすがに幹部は合言葉を残してくれました。
幹部を倒した後は、マップ上に隠されている体力の上限アップアイテムを探し出しましょ。
…しかしホームズの世界観に合わない、いかにも「ゲームのアイテム」って見た目ですな。
各都市の街中に堂々と支部を置いてある犯罪組織パパイヤ団…。
ここで幹部の残した合言葉を入れるとヒントが貰えます。
アイテム・ランプを使わないと真っ暗な屋敷。
いくら体力が残っていても穴に落ちると一発死なので素直に明かりを付けますか。
この幹部はスキンヘッドでアイパッチ、ははァん…さては「あしたのジョー」の丹下段平のファンだな?
どの幹部もピストル数発で勝てちゃうので、銃は拳よりも強し。
この幹部は赤やピンクだしスカートっぽいので女性なのかな?
でもメッセージは特に女性っぽい感じじゃないんだよねぇ。
下水道でバイオリンを弾くホームズ、こんな謎解き自力じゃ絶対ムリです。
ザコ敵を倒した時のメッセージが薄~い薄~いヒントになっているけれど、答えを知ってから逆にアレがヒントだったんだと気付くレベルです。
全ての謎を解いて遂にパパイヤ団の本拠地・ブランデー城に到達しました。
でもここで2コンを使うと言う難解な謎解き、ホントこんなの自力で分かるかっての。
ラスボスもピストルを数発撃てば倒せちゃいます…味気ないですな。
タイトル画面で見た姿と全然違うけれど着替えたのか、それとも誘拐犯とラスボスは別の人なのか…?
ザコ敵および全幹部がカタカナでメッセージを残していたのに、なぜかラスボスだけ英語メッセージ。
最後の最後で「ここの舞台はイギリスだった!」とスタッフが気付いたのでしょうか。
アクションのバランス&システムが悪い上に難解な謎解き、大変ツラかったです。
そんな中、エンディングで良い点を見つけました。
それはホームズが藤岡弘、さんに似ているってコト!