今回はファミコンの殺意の階層です。
回数制限のあるコマンド選択式アドベンチャーゲームです。
ちなみにタイトル画面のサブタイトルは「パワーソフト連続殺人事件」だけど、説明書には「ソフトハウス連続殺人事件」とある…ドッチやねん。
このゲームは友達がクリアできないので解いて欲しいと頼まれて貸し付けられたのが初プレイでした。
大人になってから懐かしくて購入したものの全くプレイしていなかったので、超久しぶりに遊びます。
左の帽子が主人公の探偵・樫畠、右のオッサンが一緒に捜査する中村警部です。
樫畠の友人・西河の謎の転落死を解明するため、物語が始まります。
白帽子と大きい眼鏡がチャーミングな鑑識の林さん、このゲームの癒しです。
青いディスクって、もしかしてディスクファクス対応のアレか!?
西河の務めていたソフトハウス・パワーソフトの社長、富野さんは頭皮がガがガ…。
大ヒットゲーム『スーパーマルクスブラザーズ』はここの商品なんだって。
富野社長の娘で事務の美沙子さんは西河の婚約者だったので、今作のヒロイン的立場かな。
しかしアイドルや女優でもない一社員をこんな大きなパネルにしているとは…。
富野社長の甥で部長の松丘は、おぼっちゃまっぽいビジュアルですね。
しかしサクランボの柄を口の中で結べるテクニシャンでもあります。
事務のおばさん…お姉さん・花枝さんはパワーソフトで一番のベテラン。
つっても33歳なので普通にお姉さんで通用するだろうし、変に年寄りキャラにしなくても良いと思うヨ。
営業の森田、どう見ても青春ドラマが当たり役だった森田健作さんがモデルですね。
つーか名字そのまんまだから誰でも分かるか。
販売の里歌ちゃんは頭が緩そうです。
おや、ファミコンやディスクシステムの乗っているモニタに写っているのはこのゲームか?
広報の石橋はイケメン高身長でナンパ大好きなプレイボーイ。
アドベンチャーでありがちな「どう考えても持てない物を取る行動」をすると、しっかりツッコミを入れてくれます。
販売や事務を担当する慶子さん、このソフトハウスの中で一番クセが無いキャラです。
会議の記録が書いてあるホワイトボード…大したことが書いてないってコトは、大した会議をしていないってコトですね。(名推理)
グラフィックの諸尾クン、「ミンキーモモ」のポスターを貼ってあるけれどオタクでは無いそうです。
それにしてもこのソフトハウス、スタッフ一人一人に居住可能な部屋を割り当てるんですね。
ゲームのクライマックスで作者の佐伯市高氏が登場、頭皮がガがガが…。
久しぶりだったのでここまで来れず、何度もやり直しましたワイ。
これから推理となるけれど、10人しかいないソフトハウスで5人死亡・2人逮捕って凄まじいな。
おふざけで樫畠や中村警部も選べるのに、どうして鑑識の林さんは選べないんだよぅ。
初めてエンディングに辿り着いた時はこの結婚エンドで、変な終わり方だと思ったものです。
一応ほかも選んでみようとして、真のエンディングに行った時はビックリしましたねぇ~。
真のエンディングに行かず、また結婚しない方が綺麗な終わり方だと思うんだよねぇ。
こればかりは好き嫌いもあるでしょうから何とも言えませんが。
これ以上にショッキングになるハズだった続編、遊んでみたかったです。