アニメが原作のアクションゲームです。
このアニメは全く知らなかったためゲームもノーマークだったのですが、中古屋で見たデモが面白そうだったので購入しました。
いや、コレ、実際に面白いジャン☆
別に原作の知識が無くても楽しめるし、ゲームの登場人物たちのセリフで内容もわかるしね。
その割に若干マイナー…、隠れた名作ってヤツですな。
ワールド１はローズタウン、地図上のステージをクリアして行く『スーパーマリオワールド』方式ですね。
主人公一行はバスで移動していますが、もちろんステージ中はバスから降りてますヨ。
１番最初のステージは、この家での会話のみ。
アクションステージを抜けて来て、最後にこうした会話ってパターンもあります。
次のステージから本格的にサイドビューのジャンプアクションステージが始まり、主人公は常に３人一組です。
緑服の主人公カケルは毎回参加で、残る二人はステージによって決められています。
ボス戦は３人組ではなく、ブリンクに乗ったカケルを操作します。
ワールド１のボスは仮面太陽、何だかこの顔は「勝手に改造」の地丹を思い出すなぁ。
ワールド２はアイボリーキャッスル、デモにも登場する風船だらけのステージはこのゲームの象徴みたいなステージだと思います。
このゲームは全ステージをクリアする必要は無いですが、ボス部屋へのカギを道中で見付けないといけません。
ここが件のデモでも登場する面、操作キャラをジャンプ力の高いキララ姫に交代して挑戦です。
３人組は途中で操作キャラを交代でき、各キャラの特性を活かして進みます。
ワールド２のボスは大ミミズ、乙を飛ばして攻撃して来ます。
このゲームはボスの弾ですらこっちの攻撃で消せますゼ。
ワールド３はイエロータウン、この辺りから道中も敵も多くなってきます。
しかしまぁ、ザコ敵を倒して金…いわゆる経験値を集めて最大ライフを増やしやすくなるのでメリットも大きいですな。
ワールド３のボスはドギツラ、カメレオンみたいに長い舌を伸ばす攻撃をします。
この段々になった舞台で戦っていると、久しぶりに『ソンソン』で遊びたくなるなぁ。
ワールド４はレインボータウン、ここのボス部屋用のカギの場所を忘れて悩みました。
PCエンジンでカギ探しと言えば『カトちゃんケンちゃん』を連想しますが、何となくゲーム性が似ている気がします。
ワールド４のボスは名前が分かりません…、説明書にはワールド３までのボスしか載ってないんですよぅ。
こいつは円運動で近付いて来るので、攻撃を当てづらく体当たりを避けづらいので苦手です。
ワールド５はグロスキャッスル、このワールドがまるまる敵の親玉・グロス皇帝の城です。
最終ワールドだけあって攻撃が激しく、特にボス戦前の追尾ミサイルの道中がキツイっす！
こいつも説明書にボス名は載っていないけれど散々セリフで言われてきたので分かります、ラスボスのグロス皇帝！
こいつは耐久力が高くて倒すのに時間がかかるけれど、ここまで来たら溜めた勇気のもと…いわゆる残機でゴリ押し。
ラスボスを倒してもゲームエンドとならず、もう少しザコを蹴散らして捕らわれの父親を救いに行きます。
父親のハルヒ…コがSOS団の５人…じゃなくて、SOSに応じてくれた５人と１匹になぜか偉そうに語り出します。
良く出来たゲームですが、１点だけ不満があります。
それは攻撃しながら移動ができないコト。
これさえ解消されれば、かなりの良作ゲームだったのに…惜しいっ！
