今回はPC88のエグザイルです。
中世イスラムを舞台にしたアクションRPGです。
ファンタジー系と違い、暗殺者や麻薬と言った一風変わった世界観が魅力ですね。
雑誌でこのゲームを見かけて衝撃を受け、子供心に強烈な印象が残りました。
当時MSX2を持っていたのでMSX2版を欲しいなと思っていたけれど縁が無く、大人になってからこのPC88版を続編と一緒に入手しました。
しかし序盤で詰まって放置…。(攻略サイトにも載ってなかったんだモン)
でもこの1作目をクリアしないことには続編に手を出せないので、ここは今一度トライすることにします。
改めて最初からやり直し、まずはマップ画面で行き先を決めましょ。
ストーリーを進めると地図上に新たな行き先が追加されて行くタイプです。
マップで行き先を指定すると、この上からの見下ろし方の画面になります。
主人公はシーア派の暗殺者サドラー、敵対するスンニ派のカリフを倒すために派遣された先発の4人が音信不通になったために送り込まれました。
ダンジョンはサイドビューのジャンプアクション、戦闘で経験値やお金を溜めてパワーアップします。
そしてこのゲーム最大の特徴でもある麻薬の力を借りてドーピング、まぁ副作用があるので私はほぼ使わないんですけどね。
音信不通の4人の中の紅一点・ルーミーは最初の町に居るじゃ~ん。
ここまでは前のプレイでも来たけれど、この後で詰まってたんですよね~。
墓参りの謎をやっと解いて、ついに先に進めた~。
音信不通の4人の中の大男・キンディの居場所が判明したゾ。
マップが切り替わり、次の面に進みました。
ルーミーが仲間となったので、この画面にもしっかり顔グラが出ます。
この画面でもルーミーが後ろをチョコチョコ追いかけて来ます。
しかし次の面に進んでも体力は自動回復しないのね…。
2面のボス的存在はトラをけしかけて来る。
ちなみにルーミー等の仲間は情報収集等の仕事しかしないので、戦闘は常にサドラー1人です。
音信不通になっていた頭の足りない大男・キンディとエロじじい魔術師・ファキールを見つけ出して全員揃いました。
音信不通の4人の中の科学者・スフラワルディは既に亡くなっていて、序盤に墓を見つけちゃったモンね。
4人になると町中の移動もゾロゾロと連なり、『ドラクエ』等の他のRPGっぽくなりますね。
このバベルの塔、高さを表現するために塔の上部に雲を巻き付けるようなデザインは『ハイドライド3』のハーベルの塔っぽいなぁ。
カリフの宮殿に入るため各地でアイテムを集めて来て、やっと最終目的のカリフと対決!
実はカリフが〇〇で、死んだと思われた△△が乱入して来て…と、怒涛の展開が続きます。
カリフを倒したことでイスラム統一したのに、この隙にモンゴル軍に攻められてシーア派の最高指導者が倒されてしまった。
これから更に急展開、20世紀にイスラムを狙う二つの超大国…2匹のサタン討伐を命じられて単身未来に飛ぶ!
1匹目のサタンは…書くのもどうかと思うので国旗で判断して下さい、ここの書記長さんです。
そう言えば彼を題材にした『××のパイプライン』ってゲームもありますね。
2匹目のサタンも国旗で丸わかり、この時代の大統領は…エルフが90年に発売した18禁RPGと同じ名前だったかな。
書記長は一人で頑張ったけれど、大統領は凶悪な生物とタッグを組んでのラスボス戦です。
通り抜けられる場所を探すのが凄く面倒なゲームでした。
とりあえず、これでやっと続編も遊べるゾ。
いやぁ~良かったヨカッタ。